転職「開始」時のTPOについて考えてみよう

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毎年夏と冬の、ボーナス支給の時期を超えると、転職希望者が増えるといわれています。今年もまもなく冬のボーナス支給時期、いいきっかけと転職に踏み出す人も多いでしょう。転職試験を通過して、諸々手続きを終えると、冬なら年明け仕事始め、夏ならお盆明けが「転職デビュー」の頃合いとなります。転職試験は入社を希望する会社の職員が面接官となります。転職面接の場では現場適応力も見るため、直接の上司を予定する人間が面接官となる場合も多いでしょう。採用判定のひとつとなるTPOは大切。ネクタイを締めて、存在感を抑えた色合いのスーツを着てという具合。

1、転職「開始」時のTPO①夏

無事転職が決まり、転職初日。最近は6月を迎えると会社で揃ってネクタイを外し、軽装の音頭を取っている企業も多くなってきました(クールビズという言葉も既に聞かないほど浸透した印象があります)。ただ転職者は人事部から「ノーネクタイでも大丈夫です」と言われない限りは、最初の日はネクタイを締めていった方が無難でしょう。最近は服装をまったく気にしないベンチャー気質の会社も多くなってはきましたが、一見ベンチャーでも、服装に関しては意外と保守的なケースも。女性はネクタイの代わりにフォーマルスーツというところでしょうか。対外的な仕事の場合は、社内はまったく問題なくても、外に行くときにネクタイを締めるという職種の場合も。会社でネクタイを締める義務がないと判断しても、鞄に潜ませておくなどの臨時対応に備えておきましょう。

2、転職「開始」時のTPO②冬

次は冬の場合。ノーネクタイは浸透してきましたが、10月を過ぎると社外に出る人を中心にネクタイを締める人が増えることは数十年前から変わらない景色です。冬場はネクタイを締めて、スーツで整えて初日を迎えるようにしましょう。さまざまな転職市場を見ていて、冬場もノーネクタイで問題ないのは、そもそも服装を気にしない新進気鋭のベンチャー企業くらいではないでしょうか。実際に筆者の活動するシェアオフィスでは、50人以上が常に出入りしていますが、ネクタイをしている人など数えるほどしかおりません。

3、TPOは経営陣ではなく「現場」に合わせる

転職「開始」時のTPOを、転職が多いとされる夏と冬に分けてお伝えしました。転職仕立てで人間関係も構築前、思わぬ印象で評価が変わりやすい時期は、服装も評価対象になりやすいもの。仕事の本筋とは異なるところで悪い評価を得たくはないものですね。

そのために気をつけるポイントは、TPOは経営陣ではなく「現場」に合わせるもの、ということ。現場にはだいたい「その部署のTPOの基準となる人物」がいるものです。現場がその会社のTPOを決める、ともいえます。転職初日は、人事総務でも、チューターとなった同僚でもいいので、どのような基準があるのか、確認することが賢い方法といえるでしょう。

4、転職の本質は「何ができるか」

TPOに限らないのですが、このように新しい環境に飛び込むときの「作法」は、たとえるなら「ゼロをマイナスにしないようにする」ための工夫といえます。もちろん転職後の評価をプラスにするのは非位の仕事と成果物。TPOなどで無駄な失点をせず、ゼロ地点に立って仕事で本質的な評価を得るために、1日でも早く「攻め」の姿勢に転じられるように、体制を整えていきましょう。

5、TPOだけではないマイナス要素

ではこのように、思わぬ失点となりそうなものは、TPOのほかにどのようなものがあるでしょうか。

そこで何人かのベンチャー経営者に、「マイナス評点となりそうなもの」を聞いてみたところ、経営者それぞれの価値観が回答に反映されました。最も多かったものが「出社時間と退社時間」です。

転職「開始」してすぐに、始業時間に駆け込んでくる人がいます。法律上はまったく問題ないのですが、なかなか心象が良くはないもの。30分以上早く来て職場の掃除をしろという前時代的なことは言いませんので(筆者はそのような会社に勤めたこともありますが)せめて最初の1週間くらいは、10分前には仕事の準備を整えているくらいの気構えが必要ではないでしょうか。

これは退社時間に関しても言えることです。最近はことに残業規制が厳しくなっています。部署にもよりますが「周囲の退社時間に合わせて」残っているのもお勧めしづらいもの。最初から即戦力として動くポジションの方は例外ですが、入社直後はなかなか仕事も回ってこないもの。特にこれからの管理職は部下のタイムマネジメントに気を配るか、がひとつの成果として問われます。

6、まとめ

転職「開始」時のTPOについて考えました。記事中にも何度か出てきましたが、これらは「決してプラスではなく、ゼロのスタート地点をマイナスにしないためのノウハウ」です。このように少し外れた視点からの転職のポイントをも認識して、新しい環境への挑戦を成功させるようにしましょう。

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このページは、morimoriが2017年8月28日 13:14に書いたブログ記事です。

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